TOP学生・研修医・専攻医の教育について
「地域のニーズに
とことん応える」が
私たちの理念です
次世代の医療を支える学生・研修医・専攻医の教育にも積極的に取り組んでいます
赤ちゃんからご高齢の方まで
家族みんなを診る
都市型家庭医療を実践
当院には新生児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんが来院します。メンタルヘルスやウィメンズヘルスの相談、および乳児健診やワクチンも担当します。地域のニーズに応えるため、発熱外来も開設しています。院内にはソーシャルワーカーも常駐しているので、社会的な相談も可能です。
慢性期、神経疾患、緩和ケア、看取りまで幅広く行なっています。
半日で4〜6名の患者さんに対応。訪問診療を行っている患者さんのうち、ほとんどが居宅(自宅)で、施設の患者さんは数名程度です。
当院では「たまふぁみ相談Room」を用意し、地域の皆さまからのご相談にお答えしています。対応するのは医師、看護師、助産師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど様々な職種です。連携しながら対応しています。
定期的に開催している「集まれ!新米ママ」は、子育て中のお母さん向けのイベントです。ここでも医師、看護師、助産師をはじめとした多職種や、外部の専門家(栄養士・ヨガインストラクターなど)にも協力していただき、お母さんの不安を少しでも軽減できるように取り組んでいます。
都市型家庭医療
どのステージの方でもOK!
多摩ファミリークリニックでは、学生・初期研修医に加えて
日本専門医機構の総合診療専門研修プログラムと
日本プライマリ・ケア連合学会の新・家庭医療専門研修プログラムに
所属する専攻医を定期的に受け入れる体制を整えて教育を行っています。
専攻医
Dr.山田
特に多摩ファミだからこそ学べたことは、上記の機会を通じて、それぞれの方が気持ちよく過ごせるようにどのようなタイミングで何の話をしていくかについてです。緩和ケアにおいてどのタイミングで鎮痛薬をステップアップしていくか、胃瘻造設をするのか、どのくらいの予後なのか、など様々なケースを経験させて頂きました。各ケースにおいて交流・話し合いの場を適時に行い、それぞれの気持ちの動きを感じながら、声掛けをしていくことの重要性を痛感しました。幅広い診療セッティングについて、より適切な方法を相談し見出していくことのできる環境が、多摩ファミの魅力であるように思います。
専攻医
Dr.奥山
私は総合診療科専門医および家庭医療専門医取得のため 1 年半研修する予定です。
外来では内科・小児の診察を主に行っています。親子で来院した方を同時に診察したり、悩み相談にお応えできるのは、ファミリークリニックならではの魅力だと思います。
在宅では患者さんの健康管理や緊急対応だけでなく、家族など周囲の状況をみながら、適切な医療やサービスの提供をするプロセスを学んでいます。
事務所では薬剤師・看護師・ソーシャルワーカー・事務の方と同じスペースで作業をしており、多職種連携がスムーズです。医師がどのような点に気をつければ、他の職種の方が負担なく業務できるのかを学ぶことができ、将来開業を考えている医師などにとっては貴重な経験だと思います。
また、クリニック全体で、それぞれのライフスタイルに合った研修体制に配慮してくださっており、私も共働きの妻と子育てをしながら無事に研修を進めることができています。専門医制度について詳しい先生や実際に専門医を取得した先輩医師もいて、ポートフォリオの指導などを計画的に受けることができています。
多摩ファミは、専門医取得に向け安心して研修できる環境です。是非研修先としてご検討ください。
2013年度
プログラム修了
Dr.堀越
以前から「良い街のお医者さん」が理想だった私は、大きな病院ではなく診療所で家庭医になりたかったので、多摩ファミリークリニックでの研修は毎日が楽しさの連続でした。
しかし今思い返しても、診療所ならどこでも同じような経験ができたのか?いや、そこは多摩ファミリークリニックだからこその環境があるのです。
都市部の川崎市多摩区には多様な人口構成があり、様々な健康課題に直面します。そして多摩ファミリークリニックの強みは、大橋院長をはじめとしたスタッフがこれまで築いてきた院内・院外の多職種での連携、そして広がる地域のネットワークだと思います。紹介先の総合病院、近隣の診療所、そして福祉や行政とも緊密に連携しています。このネットワークを後ろ盾にして、若いうちから都市型家庭医療の真髄を体感できるのです。
なんて贅沢!さらに、ここにはあなたをサポートする経験豊かな指導者たちがいます。
各指導者からの学びを存分に活用し、それを自分のものにするチャンスです。気がついたらどんどん話し方が大橋院長に似ていくことでしょう!(自分はそうでした。)
そんな私は、現在地方にある実家医院を継承すべく活動中です。
多摩ファミリークリニックで経験したことはどの地域でも役に立つことであると実感しています。
次世代を担う熱意ある専攻医を心よりお待ちしています!
2017年度
プログラム修了
Dr.黒須
私はそれまで病院で勤務していたこともあり、地域医療は初めてでした。在宅や外来、乳幼児健診、大人と子供の診療を、バランスよく経験できることを期待して多摩ファミリークリニックでの研修を希望しましたが、私の習熟度に合わせ、自信と実力がつくように指導して頂き、半年間で自分では予想していなかった程、成長を実感できました。ポートフォリオも指導していただき、自分の診療の振り返りを成長に繋げるということを学び、実践できたと共に、専門医試験にも『いつも通りにやるだけ』と落ち着いて望むことができました。
また、看護師さんを始めとするコメディカルのスタッフも優しく頼れる方ばかりで、患者さんのことを真剣に議論できるのはもちろん、私生活の悩みも親身になって聞いてくれたりする...そのくらいアットホームでした。
バランスよく経験を積み、成長していけるという期待から、2022年度より常勤として勤務を開始し、指導医をさせていただいていると共に、自己研鑽にも励んでいます。
皆さんと家庭医療を実践できることを
楽しみしています!
Dr.富田
多摩ファミリークリニックでは多摩区地域に住む人々が幸せに暮らせるよう、職員みんなが協力して家庭医療を提供しています。都会で実践する家庭医療を一緒に勉強していきましょう!
Dr.黒須
医師としてBio面(生理的・身体的機能状態)をおろそかにしない。それでいてPsycho(精神的・心理的状態)、Social(社会環境状態)に目を向け、多職種協働できる医師になってほしいです!
Dr.江川
何でも一人でできる医師を育てるのではなく、看護師やソーシャルワーカーなどと協働しチームで診療にあたれるようになってほしい。そのために、常に他職種と相談しやすい研修環境を提供します!
Dr.飯塚
家庭医が多く働く多摩ファミリークリニックで、専攻医が家庭医としての自信ややりがいを感じられるようなサポートをしていきます!
当院の教育体制についてのお問い合わせは、
クリニックの問い合わせフォームよりご連絡ください。